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GOLGOのひとりごと

信用とCFMG

2025.12.21

先日、大阪でワクワクMGを主催している中田成治さんがインストするCFMGに参加させていただいた。
そこで聞いたのは、半生を賭けた借金との闘いの物語だ。
それは経験した人にしかわからない苦労と重圧の連続だった。 

一方で、2012年に草創期のゴルゴMGで講演して頂いたスマッシュ経営の森久士さんのお話も思い出された。
https://golgo-sr.com/column/article/85
これも借金の物語だった。

かつての日本では、倒産は社会的な死を意味していた。
会社が倒れれば、人生も終わる。
とりわけ、我が子を連帯保証人にしてしまった経営者は、
自分の失敗で子どもの人生を壊してしまうという現実に直面し、
生命保険を最後の整理手段として、自ら命を絶つ例が後を絶たなかった。

森先生は、税理士人生30年の中で、
そうした経営者の自殺を片手では収まらないほど見てきたという。
森先生は言った。 
「家族を連帯保証人にするくらいなら、会社をたため。」
かつてはそのような厳しい世の中だった事は忘れてはならないと思う。 

では、中田さんはどうやって、それを回避したのか。
それは最後まで諦めなかったこと、そして一番大きいのは時代が変わった事だ。
1999年のサービサー法。
2000年の民事再生法。
2004年の破産法全面改正。
2014年の経営者保証ガイドライン。
これらの制度整備によって、日本は「失敗しても、命まで差し出さなくて済む社会」へと移行していったのだ。

考えてみれば、ゲームオーバーになった経営者を自殺に追い込むことは誰の得にもならない。それよりも、生きて世の中の役に立ってもらうことの方が、人類全体から見ればはるかに意味がある。
これらの法整備はそのような思想に基づいていると思う。
その結果、 国民は、基本的人権を保持したまま、挑戦することができるようになった。
ルールの中でチャレンジする道は、今や誰にでも開かれている。

もちろん、誤解してはいけない。
制度が整ったからといって、 信用の意味が軽くなったわけではない。
命を取られなくなっただけで、 信用が世の中や経済を回しているという事実は、何も変わっていない。
この「信用の重さ」を、よりリアルに学ぶことができるのがCFMGだ。

そこで、今回のCFMGでは、「信用」に着目したいくつかのルールを採用した。
・現金仕入は製造能力の1.5倍まで(シニアルール)
・自己資本350超は掛け仕入れでも1.5倍可
・債務超過は掛け仕入れ不可
・短借したら翌期前半は掛け仕入れ不可
・200円以上短借したら、ひとり退職
どれも、現実で起こることばかりだ。

信用は便利だ。
他人資本は経営者にレバレッジを与えてくれる。
自己資本だけでは届かない場所へ、事業を押し上げてくれる。
うまく使えば、夢を現実にする力になる。
だが、使い方を誤れば、大きなしっぺ返しを受け、多くを失う。
それでも今は命まで取られることはない。

信用を維持し、積み増していくために経営者が何をしなければならないか?
それをCFMGで学んで頂きたい。

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