MG（マネジメントゲーム）セミナー：開催歴10年

ゲーム内では、原材料の購入、機械設備の導入、人材の雇入れ、教育、研究開発、広告宣伝、製造、市場での販売（入札による自由競争制！）といった意思決定をプレイヤー自身が選択し、実行します。

ゲーム内での意思決定の結果はそのまま会社の業績となって自分に返ってくるため、みんなが必死に儲けようと知恵を絞って市場が形成されます。

我々日本人が学校で習った詰め込み教育とは違い、各自が実際の意思決定を経て、その結果を受け止め、自発的に次はどうしたら儲けられるかを考える中で経営に関わる様々な要素を学ぶため、研修の時間は長時間となりますが効果は抜群で、本当の力が身に付きます。

材料を市場から購入し、工場で製品を作り、それを市場で販売して利益を上げます。

ゲーム中は立ってコマを動かし、立ったままで記帳し、電卓を叩くので、電卓は大きめのものが使いやすいです。

販売は市場で競争入札します。プレーヤーは自分の入札価格をカードで提示します

安値を付ければ売れるのですが、それでは儲かりません。自由競争市場でいかにして利益を上げるか？現実の商売と同じです。

経営にはリスクが付き物です。商品が盗難に遭ったり、材料倉庫が火事になったりもします。それにいかに備えるか？

市場は全部で6つあり、それぞれに価格や規模が異なります。どこの市場で勝負するかも重要な戦略です。

ゲームの後は各々自分の会社の決算を行います。分からない時は互いに教え合い、人に教えることで自分の理解も深まります。

決算の後は経営計画を立てます。高付加価値を狙うか？薄利多売を狙うか？それとも・・・戦略脳が鍛えられます。

文字は太く書く！
楽しくなければMGではない。
美しくなければMGではない。
効果がなければMGではない。

現実の世界では、それらルールも非常に複雑多岐に渡りますが、このMG（マネジメントゲーム）では、ルールをシンプルに凝縮し、現実世界で起こりうる出来事で経営に影響の大きい物を効果的に配置してあります。

MGでは1日コースで3期、2日コースで5期分の経営を行います。
経営は短期的には運に左右される部分もありますが、長期的には戦略によって結果が出ます。
実際の経営と同じく、このゲームの中でも常に経営者は意志決定を迫られます。

「どうしたらいいのか分からない」場面でも、意志決定しなくてはなりません。
もちろんその結果は自分自身に跳ね返ってきます。そういう時には損をすることが結構あります。

でも、ご安心下さい。
このゲームを繰り返し行うことで、「どうしたらいいのか分からない」場面は確実に減ってゆきます。
実際の経営とは違い、短時間で結果が出るため、意志決定と成果の因果関係が自然と理解できるようになります。

経営に数字は付き物です。算数の嫌いな方も経営をやる以上、数字からは逃げられません。
自分の会社の決算の後で他人が作った立派な決算書を見ても、さっぱり意味が分からないという方もいると思います。（いや、むしろ大半の方がそうでしょう。私もそうでした）

でも、ご安心下さい。
このゲームでは、毎期自分で決算書を作るため、何度もやっているうちに「意味」が分かるようになります。

自分で決算書を作るなんて、そんな面倒なこと・・・と思われるかもしれませんが、このゲームでは、芸術的と言ってもいいほどに簡略化されたマトリクス会計という方法を用いて、たった1枚の紙ですべての決算を行います。

この決算に必要な算数は、足し算、引き算、かけ算、割り算の4つだけです。
電卓が使えれば誰でもできます。

その証拠に年に一度だけですが、8月に子どもMGというセミナーがあり、
その参加資格は小学校3年生以上（親は同伴禁止）なのです。
つまりMGの決算は小学校3年生でもできる内容だということです。

仏教用語に「理入」「行入」という言葉があります。

• 理入・・・理論（理屈）により学ぶ
• 行入・・・行うことにより学ぶ

英語の学習を例に挙げると、アメリカ人の幼児が日常の中で言葉を覚えるのが「行入」
日本人が学校の授業で英語を習うのが「理入」

どちらが効果的かは言うまでもありませんね。

MGは「行入」です。最初は理屈なんか考えずに、ただやってみる。
もちろんうまくいきません。それでも何度も繰り返しやるのです。
そうしているうちに、「理入」では決して身に付かない「経営感覚」が身に付いてきます。

「理入」のセミナーは一度聞けばそれで終わりですが、「感覚」を身に付けることは到底無理です。
「行入」のMGは、アタマの良し悪しはあまり関係有りません。
自転車の乗り方と同じで、素直にやれば誰でも確実に身に付けられます。

したがってMGで大事なのは成績よりも期数だと言われます。
株式会社西研究所のパンフレットには以下のように書かれています。

• 25期　経理が分かる
• 50期　経営が分かる
• 75期　戦略が分かる
• 100期　人間が変わる

100期で人間が変わるとは何を意味しているか？
それは、最初は会計や経営の勉強のつもりでMGを始めても、
続けてやっているうちに体験と気付きを通してその人の考え方そのものが変わり、
人生（生き方）まで変わってしまった人がたくさんいるということです。

ゴルゴMG グランドルール（みんなが気持ちよく学ぶために）

意思決定カード、リスクカードの置き場所はこのように。めくったカードは裏返して置きます。

盤を回す時に引っかかるものは置かないこと。

表は横スライドでご覧いただけます。

信用取引

通常のMGは材料購入と商品販売は現金決済ですが、キャッシュフローMGでは買掛、売掛の処理を行います。買掛金は後日決済し、売掛金は意思決定により集金を行うことになります。

資金管理（資金繰り）

会社は赤字になってもすぐには潰れませんが、キャッシュ（現金）が払えなくなったら事業を継続することはできません。
キャッシュフローMGでは、買掛、売掛を使うことにより、会社を経営してゆく上で一番大切な「資金管理」を学ぶことができます。

ローカルルールがあります

「魔の消費税」
「本当の景気変動」
「ひとりひとりに付く教育チップ」
信用取引と共に実際の経営にとても近いとご高評を頂いております。

ゴルゴオリジナルのキャッシュフロー計算書

MX会計表に記載されているCF計算書には間接法しかありませんが、私共が独自に開発したオリジネルの帳票により直接法のCF計算書も毎期作成して頂きます。これを行うことにより、キャッシュの流れを体感的に理解できます。

参加資格

通常のMGを一度も経験したことの無い方も、CFMGにご参加いただけます。
基本的な事からすべて説明いたします。

1970年（滋賀県長浜市）生
9歳より岐阜県各務原市で育つ。
中学、高校では剣道部所属。
明治大学商学部卒業。

都内の中小出版社～フリーライター～ホテル勤務～結婚と同時に愛知県移住。
名古屋市内のホテル～自動車関連製造業で期間従業員

2007年　GOLGO社労士事務所を開業
2011年　合同会社GOLGO　設立　代表社員就任

2009年6月6日、MG初受講。リアル得意先倒産をきっかけにMGに挑戦するも、決算でドハマリしてトラウマを抱える。
最初の一回だけ受講するつもりで始めたが、くやしさのあまり二度目の受講を決意し、面白さのあまりその後も継続してしまう。

2011年　初シニアコース受講。初倒産。西順一郎先生の思想に触れる。

2012年より知立市にてゴルゴMGを開催するも、集客に苦しみ、数年間、一卓での開催を続ける。
初めてMGを受講した方がもう一度やりたいと思ってもらうためにはどうすれがいいかをひたすら考え、様々な工夫をする。

2013年　ゴルゴMGに息子を参加させる。グロービスマネジメントスクールにてクリティカルシンキング、マーケティング等8科目を受講する。

2014年　初めて3卓でのMG開催。大人数に対して効果的にインストする工夫の必要性を実感する。

2015年　M塾卒業。

2016年　売掛と買掛をゲームに加えたCFMGを開催開始。消費税や本当の景気変動など現実に近い独自ルールを考案する。

2018年より年2回、西順一郎先生に名古屋にてインストして頂く名古屋MGを開催する名古屋シーガルクラブ会員（設立メンバー）。

2019年　簿記3級合格。

2019年4月現在、経験期数400期。最優秀経営者賞10回以上。インスト経験273期（うちCFMG45期）。

妻と子供3人の5人家族。愛知県知立市在住。
趣味はテニス、ゴルフ、釣り。
MGのインストではプロジェクターを使わず、手書きのアナログ主義を徹底している。