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GOLGOのひとりごと

MGの収穫①『投資的発想を持つ』

2013.03.24

私がMGで学んだ大事なことのひとつに『投資的発想を持つ』というのがあります。

人間はもともと利己的な生き物です。
だから、すぐに確実に結果が反映されるようなことなら誰でも迷わず意思決定できます。
マクドナルドでハンバーガーを買うのに迷う人はそういないでしょう。

でも、大きなお金や大きな時間が掛かることだと、そうはいきません。

私は現在、グロービス経営大学院というビジネススクールに通っていますが、お金も時間もたくさん掛かります。
それをやることが果たして自分にとって(掛けたコスト以上に)プラスかどうか?
私もとても迷いました。
結局、過去の経験則から、教育への投資は最も効率がいいと判断して意思決定したのですが、自分にとってプラスだと分かっていてもそのコストが膨大だというだけで人は迷ってしまうものなのです。

人間は元々利己的なので、常に自分にメリットのあることを選択しながら生きているはずなのですが、目の前のことしか見えていないと、それが本当に自分にプラスになるのかどうかが分からずに、チャンスを逃してしまいます。

大きなコストが掛かることであっても、合理的に意思決定できる人だけが大きなリターンを得られるのですが、それができる人は案外少なく、多くの人がローリスク・ローリターンに甘んじてしまいがちです。

MGの中でも大きな投資をする場面はたくさんあります。
初めて大型機械を買う時、それが本当に自社に見合う投資になるのかどうか?最初はハラハラドキドキです。
その結果、大型機械を買ったはいいが、お金が回らなくなって失敗してしまったり、逆に大型機械を買うべき時でも買いどきを逃してしまったりするのです。
でも、すでに何度も大型機械を買っている人は、当たり前のように意思決定してしまいます。

つまり、これだけ経験というのは人を助けてくれるものなのです。

では、経験がない人はどうすればいいか?

これは簡単です。

分からないことはまずやってみるのです。
大型機械を買って、得するか損するかは分からない。
だとしたら、まず買ってみればいい。
もちろん、損をするかもしれません。
でも、そこから学べばいいのです。次からは同じ失敗はしないでしょう。

これを投資的発想と言います。

投資は100%当たるわけではありません。
外れることもよくあります。
それでもやってみなければ分からないのならば、まずやってみる。
それをできる人だけが、多くの経験を積み、多くのリターンを得てゆくのです。

ただし投資とギャンブルは違います。
投資には100%ではないものの、そこそこに勝てる可能性が高いであろうという自分なりの仮説があります。
ギャンブルに勝てる根拠や仮説は存在しません。

世の中には3種類の人がいます。

・リスクを嫌って投資できない人
・投資的発想を持ち、長期的なリターンを得る人
・ギャンブルに手を出してしまい、全てを失ってしまう人

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