GOLGOのひとりごと

古河MG4期の経営計画発表会

2021.10.06

今回の古河MGでの新しい試みとして経営計画発表会が行われました。

これは、以前からあったビジネスパワー分析を変化させたもので、4期の後ではなく始まる前に計画を発表するというもの。言ってみれば手の内を明かすようなものなのだが、ベテランがたくさん集まっているMGでは特に面白いと思う。こんなこと考えてます・・・というネタを小グループの中でシェアすることで大いに気づきが生まれる。

私が今回発表したネタは借金戦略。青チップを買わない戦法だったので、本業の儲けだけではどうしても不利になる。その代わりにFを安く抑えて余ったキャッシュを高利で借りてくれる相手を見つけて貸し出すというもの。4期は170円を25%で借りてもらい、期首金利43円を得た。ここまでは誰でもやるレベル。私の工夫は期末の現金残高の調整である。

5期の期首でできるだけ総資本を大きくして、たくさんお金を貸したいと考えた。そのためには本業で利益を出すとともにできるだけ長期借入をたくさんしたい。4期期首で自己資本は333。4期計画のGは100。納税を考えると5期期首の自己資本は383。期末に33円返済するので来期首に借りられる長期借入は83円となる。計画どおりにGが出なければ借入可能額はもっと減ってしまう。そこで目を付けたのが第2ルールである。期首にコンピューターと倉庫を買って現金残高マイナスになれば長期借入が100円できる。これは本来弱者救済のルールなのだが、自己資本が300を超えていたらダメということはルール表には書かれていない。それなら期末の現金残高を調整すれば確実に借金を増やせる。

ところが来期の期首の残高をマイナスにするように残高を調整するのは結構大変だ。実はこのやり方は以前にキャッシュフローMGの時に思いついていた。CFMGでは売掛金の回収や材料代の期末支払いがあるので、安全操業しようとして現金残高を増やしてしまうと第2ルールで借りられないということがしょっちゅう起こっていた。その経験の後で公式を作ればいいということに気付いていた。CFMGでは資金繰り計画書というものを作るので現金残高をよりシビアに管理する癖が付いていたのもある。

今回は通常MGなので、CFMGほど複雑ではないが、以下のような数式を考えた。

期末経費+期末返済額+翌期首経費(緑+橙+倉庫+期首金利)-貸付戻+G×0.6>期末現金

G×0.6は期首に支払う税金と配当の合計。G=100円なら納税50円、配当10円となる。

なおかつ、期末で資金ショートしても困るので、

期末現金>期末経費+期末返済額

結論としては期末現金が200円~124円の間に収まれば翌期に第2ルールが使えることが分かった。

あとはゲーム終盤にやりくりしてこの金額に着地するのみである。ところが、実際にはそう簡単には行かなかった。次繰を完成させた後、現金が108円しか残っておらず、これでは給料が払えず短借りになってしまう。そのままでは困るので、6個25円で売り150円キャッシュを増やした。そうすると現金残高は258円となり、今度はオーバーしてしまう。ところが無情にもここでゲーム終了。計画は未達に終わってしまった。・・・と思っていたら、後ろの方で材料買ってくださいの声。迷わず16円と叫んで7個材料を買い、最終的な現金残高は146円とすることができた。

このような意思決定を瞬時に行うためには、やはり事前のシミュレーションと数値の把握が欠かせないと思う。おかげで26個もの在庫を持って5期に入ることができた上に、翌期には第2ルールで100円の長借をして、資金ショートもせずに済んだ。

実際には4期のGは85円だったため、5期の期首は、営業外費用30円、配当9円、納税43円となり、コンピューターと保険、倉庫を買うと100円借りても現金残高は14円からのスタートとなってしまい、貸し増しはできなかった。

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