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毎月の給与計算、本当に大変ですよね?
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GOLGOのひとりごと

給与計算はタテ割よりヨコ割が便利!

2023.09.18

給与計算の重要な概念について説明します。

割増賃金をどうやって計算するか?という話です。
割増率自体は簡単です。
時間外(残業)25%
深夜25%
休日35%

ところがこれらの割増率にどの時間を掛けるか?というのが問題です。
たとえば、朝9時から働いて、深夜1時まで働いたような場合に、所定時間が8時間、普通残業が4時間、深夜残業が3時間などと言っている会社は給与計算に無駄な手間暇を掛けていると思われます。

所定時間の時給1000円
普通残業 1250円
深夜残業 1500円
この日の賃金は1000*8+1250*4+1500*3=17,500円
このような計算になります。

問題は、普通残業4時間、深夜残業3時間という時間数を割り出すことが難しいことです。
もちろん、22時以降が深夜で8時間を超えたら残業なのですから、がんばって計算すれば求めることは不可能ではありません。ですが、とても複雑になってしまいます。エクセルの数式などで簡単に計算することはできません。
例えば朝4時から働いて深夜1時まで勤務した場合などはもっと複雑になります。
朝4時から5時の間は深夜時間となりますが、その時間は残業ではありませんので、更に所定深夜(1250円)という区分が必要になります。

所定深夜=1*1250=1250
所定=7*1000=7000
普通残業=9*1250=11250
深夜残業=3*1500=4500
合計=1250+7000+11250+4500=24000

これらを毎日のタイムカードを見ながら人が計算するのは本当に大変です。

これがいわゆる労働時間のタテ割計算という奴です。
所定時間、普通残業、深夜残業、所定深夜、休日勤務、休日残業という6種類もの情報が必要となります。

ところが労働時間をヨコ割してみるとこれが驚くほどシンプルになります。

朝4時から深夜1時まで勤務した場合に必要な情報は出勤時間と退勤時間だけで済みます。
まずは出勤時間と退勤時間から昼休を差し引いて黄色の部分の面積を求めます。
高さは時給1000円として、20時間なので
所定(黄色の面積)=1000*20=20,000
深夜(紫色の面積)=250*4=1000
残業(オレンジ色の面積)=12*250=3000
最後にこれらを合算すれば、24000円となります。

当然のことですが、同じ図形の面積を縦に切って計算しても、横に切って計算しても同じ結果となります。
タテ割の場合は6種類もの情報が必要でしたが、ヨコ割の場合は出勤時間と退勤時間さえあれば、あとは計算で出すことが可能です。

前例主義の会社などではタテ割でわざわざ不便な計算を行っている所も多いようです。

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