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GOLGOのひとりごと

休職者の職場復帰をどう判断するか?

2016.08.24

私傷病(労災でない病気やケガ)が原因で休職した社員が休職期間を満了しそうな場合、会社としては「復帰させるか」「引き続き療養させるか」「辞めてもらうか」などを検討することになります。安易に辞めさせようとするとトラブルにつながりますので注意が必要です。

特にうつ病などの精神疾患は再発性が高く、休職と復職を繰り返す事態にもなりかねません。安易な復帰判断は危険が伴うことに気を付けてください。

 

 

原則的な復帰の判断基準

原則的には「①従来の業務を、通常程度にこなせるかどうか」で、「②会社が」判断をします。

 

まず前提として見落としがちであることが、復職の判断をするのは、あくまで『会社』であるということです。

 

当人の主治医が「復帰できる」と言ったところで、その主治医は業務内容を詳しく知らないかもしれません。念のため会社が指定する医師にセカンドオピニオンを求めるなどの対策を検討してもよいでしょう。

 

例えば「軽微な業務であれば復帰できる」という診断が出た場合、当人の業務の中に軽微な作業があるか、その作業のみをさせることができるか、他の業務に転換することはできるかなどを総合的に検討してください。特にうつ病などの精神疾患による休職の場合、あいまいな診断結果になることが多く、より慎重な復帰の可否判断が必要になってくるでしょう。

 

 

繰り返しになりますが、医師の診断書は判断材料ですので、業務内容がわかっている会社が慎重に検討してください。

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