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GOLGOのひとりごと

固定残業制度

2018.03.26

残業についての社会的な関心もあり、最近は特に「定額残業制度」についての整備は必要な場合が多いでしょう。

 

「月額の給与に残業代も含んでいる」と言えるようにするためにはどのような要件があるでしょうか。

 

要件1

就業規則に固定残業制度について規定されていること

まずは会社のルールブックである就業規則(賃金規程)に固定残業制度が規定されている必要があります。その際、「定額残業で定める時間数を超えて残業した場合は差額を支給する」という文言も必要です。

 

要件2

雇用契約書にも記載されてあること

就業規則が会社全体の約束事であることに対し、雇用契約書は個別の労働者と労働条件について合意している証拠です。その雇用契約書に「定額残業代部分が、それ以外の賃金と、明確に区分されていること」「定額残業代部分には、何時間分の残業代が含まれているのかが、明確に定められていること」が必要です。

 

要件3

時間外労働(残業)時間が、要件2で定めた時間を超えた場合は、別途割増賃金の支払うこと

固定残業制度=残業管理をしなくて良い訳ではなく、毎月差額が発生するか否かをチェックしている実態が必要です。

 

要件4

給与明細でも基本給と固定残業手当が分離して表記してあること

社員の手元に届く給与明細でも分離して表記してなければなりません。就業規則だけでは不十分です。

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