社内出張MG研修(講師が機材を持って研修会場まで出張します)

マネジメントゲーム(MG)

もしも「社長をやったことがある社員」を育成することができたら?

MGは意思決定の連続です。

そして決算では、自分が行った意思決定の結果がどれほどの利益(赤字)を生んだかをまざまざと自分事として認識することになります。

ゲームの中で無い知恵を絞り、必死になって戦略思考を構築する経験。 そのようにして努力したにも関わらず、自分よりも圧倒的な成果を出す他の参加者を見て、真似をしたり、学んだり、交わったり。

自ら考える社員を育成するには、MGは最高の方法です。
「この研修をぜひ社員にも受けさせたい」という社長が後を絶ちません。

MGコラム「主体性は教えることができない」

利益を最大化させる考え方を習得できます

MGは単なるシミュレーションではありません。
利益を出すための基本となる要素法の考え方「MQ会計理論」を身に付けて頂きます。
MQ会計を知ることで、最適な値付けや販売量の目標設定といった経営判断を数字で合理的に考える力が身に付きます。

MGは人間の総合教育。畑の土から変えてゆきます。

やる前に考えるか?
まずやってみて、後から考えるか?
ただこれだけの考え方の違いが、人の一生を左右します。
学校教育は前者(理入)であり、MGは後者(行入)です。

MGではミニチュアの中で実際に人間同士が市場を形成するので、様々な現実を俯瞰するのに適しています。
たとえば社内で担当部署にいると見えない会社の全体像を社長の立場で見る視点を養うことができます。
社長の視点と担当社員の視点は組織が大きくなればなるほど乖離するものです。
ともすれば「大船に乗った気」になります。これは「自分の担当業務をただこなしていれば自動的に会社は給料を稼いでくれる」という意識に繋がります。

そういう意識は、自分の仕事がやりにくくなるというだけの理由で会社全体を最適化させる施策への抵抗を生みます。部署間での縄張り意識や脚の引っ張り合いが起きやすくなり、会社の方針や目標に対しても、どこか他人事になってしまいます。
大企業病と言われる事象をはじめ、組織内の軋轢のほとんどはこの「大船に乗った気」から生じています。

MGでは、目の前の人間を相手に社長の立場で「この市場の中で勝ち残っていくためには自社は何をしなければいけないのか?」を繰り返し本気で考えさせられ、結果の数字と向き合うことになります。
「大船に乗った気」から「ボートの漕ぎ手」へと変化し、率先して地図や方位、風向きや天候を考えることの大切さを悟ります。

人の意識や根本的なものの考え方は畑の土のようなものです。
どんなに良い種を植えても土が悪ければ良い作物は実りません。
これを変えられるのは、体験を通した気付きだけなのです。

共通言語が組織を変える!

人間は思考する時、必ず言語を用います。したがって、使用する言語そのものが間違っているとそれが思考の結果にも影響を及ぼすものなのです。

MGの浸透した会社では、MG用語が社内を飛び交います。

例えば、売上という言葉を使わずにPQと呼びます。

これは「価格×数量」という意味で、売上という言葉を使わないことで、自然に物事を要素に分けて考えるようになります。

共通言語ができることで、社員間のコミュニケーションが活性化し、会社の目標や方針、社長の考えが的確に伝わるようになります。

採用選考に! 事業承継に! 新卒に! 管理職に!

MG研修を採用選考に用いる会社もあります。 面接では決してわからないその人の積極性や忍耐力、先見力、協調性、主体性といった要素がこの研修では如実に現れます。1卓に2~3人の応募者と3~4人の先輩社員が入り、一緒になってゲームや決算を行います。

また、事業承継対策としては、経営者候補の方の意思決定力の向上はもちろんのこと、(共に研修を受講することで)管理職など周囲の人員とのコミュニケーションや相互理解、共通言語や思考様式の統一などが図れます。

新入社員研修にももちろん効果的です。この層の人材に対しては、まずは会社の仕組みを理解させることが重要となります。MGを通して、自社の収益構造や各部署の役割を認識し、これから始まる自己の業務へのモチベーションを高めていく効果があります。

また、研修の中での教えあいを通して、目に見えない人的資産である社内の人間関係を耕す効果が期待できます。

管理職の方にはMQ会計理論を生かした経営を学んで頂くことに主眼を置きます。売上至上主義を脱却し、MQ最大化を模索する思考スタイルを身に着けて頂きます。地に足の着いた意思決定を行うためには会計の全体像を理解する必要があります。

MGの教育における3つの指針

  1. 「教えない(=考えさせる)」
  2. 「教え合う(=教えることで学ぶ)」
  3. 「紙は自分で(=自ら主体的に動く)」

これらが社内に根付けば組織は確実に変わります。 人と人とが響きあう、相乗効果の発揮できる組織へ。

MGを通じて互いに競い合い、学び合うことを通じて、本当の信頼関係が築けます。

当事務所が提供するMGの研修プログラムは、考案者の西順一郎先生から直接学んだ内容に基づいており、 (株)西研究所からの認定インストラクターが指導いたします。

そのため、受講する方の学歴や経験、知識に関係なく、誰でも一定の効果が見込まれます。

セミナー風景

料金設定

表は横スライドでご覧いただけます。

2日間コース
卓数 最小限度人数 最大限度人数 料金 助成金 実質負担
1~2卓
5人
12人
250,000円
120,000円
130,000円
3卓
13人
18人
350,000円
160,000円
190,000円
4卓
19人
24人
400,000円
160,000円
240,000円
5卓
25人
30人
450,000円
170,000円
280,000円
6卓
31人
36人
500,000円
170,000円
330,000円
1日間コース
卓数 最小限度人数 最大限度人数 料金 助成金 実質負担
1~2卓
5人
12人
200,000円
90,000円
110,000円
3卓
13人
18人
250,000円
120,000円
130,000円
4卓
19人
24人
300,000円
150,000円
150,000円
5卓
25人
30人
350,000円
170,000円
180,000円
6卓
31人
36人
400,000円
170,000円
230,000円

※標記の金額に別途消費税が掛かります。
※研修会場が愛知県外の場合は往復の交通費と宿泊費の実費を別途頂きます。
※会場および机、イス、ホワイトボード、昼食はご用意ください。その他の機材は当方で準備いたします。
※年3回以上の継続開催の場合には割引いたします。(詳しくはお問合せください)
※助成金は中小企業の場合の概算額となります。
※同一の受講者に対し、助成金申請は年3回まで可能です。

※受講者の中に経験者がいない場合には下記のいずれかをご検討ください

  • 初回は2卓12人以内での開催とする
  • 何人かの方が事前にオープン開催のMGに参加して、最低1卓にひとりは経験者が入るようにする
  • 外部から経験者を募る
    (詳しくはお電話にてご相談ください)

参加者の持ち物

【鉛筆またはシャープペン(B以上の濃いもの)、消しゴム、30センチ定規、電卓(大き目のもの)、やる気】
初受講の方が多い場合は特に、2日コースをお勧めいたします。

助成金サポートプラン

出張MG研修をご依頼の会社に対し、インストラクターである社会保険労務士が助成金申請のサポートをいたします。 申請代行費用等、詳しくはお電話にてご相談ください。

お申し込みフォームはこちら

CFMGの出張も承っております。 詳しくはこちら

※CFMGは2日間コースのみ
※全員MG経験者であることがご依頼条件となります

表は横スライドでご覧いただけます。

2日間コース
卓数 最小限度人数 最大限度人数 料金
1卓
4人
6人
198,000円
2卓
8人
12人
253,000円
3卓
13人
18人
308,000円
4卓
19人
24人
352,000円
5卓
25人
30人
396,000円

※研修会場が愛知県外の場合は往復の交通費と宿泊費の実費を別途頂きます。
※会場および机、イス、ホワイトボード、昼食はご用意ください。その他の機材は当方で準備いたします。

参加者の持ち物

通常のMGの持ち物に加えて、マーカーペン2色程度をご用意ください。

出張MGとオープンセミナーの効果の違い

出張MGとオープンセミナー

MGは一度体験しただけでは、効果はありません

MG成長曲線

MGはわかるだけでなく、できるようになる研修です。

その代り、繰り返し学ぶ必要があります。2日間コースをたった一回5期だけやっても効果は期待できません。意識レベルでは学んだような気になっていますが、無意識レベルまで浸透していないので、あっという間に忘れてしまいます。

繰り返し学んで、何も考えなくてもMG式の行動が身体に染み付いてしまうようになれば一生忘れません。そうなれば効果は絶大ですので、「人間が変わる」とまで言われるわけです。

社内研修を企画される場合にも、最初の一回はお試しでやってみるのはいいですが、本当に社内に定着させようと思われるなら、年間計画を立てるべきです。

理想は月一回。それが難しければ、2カ月か3カ月に一回のペースで繰り返す必要があるでしょう。やってみれば分かりますが、同じ集団でも期数を重ねると研修の中身も取り組み方も全てが変わってゆきます。

もちろん、意識の高い社員には外部研修にも参加させることをお勧めします。井の中の蛙ではなく、他流試合を経験することで、同じ2日間でも経験の質がまったく異なります。そうした経験を社内研修に持ち帰っていただくことも効果を高めるために必要なことです。

初日終了後に懇親会を行うこともとても大事です。
気付きを共有し、モチベーションを底上げするのに非常に効果的です。

総合教育はフルコースすべてを食べきって初めて完結するのです。

タイムスケジュール

マネジメントゲーム(MG) マネジメントゲーム(MG)

表は横スライドでご覧いただけます。

2日間5期コース タイムスケジュール
初日
9:30
第1期シミュレーション
10:30
決算
11:30
練習ゲーム
12:00
昼食
12:40
ルール説明
13:00
第2期ゲーム
14:00
決算
15:00
MQ会計講義
16:00
第3期ゲーム、講義
17:00
決算
19:00
解散
2日目
9:30
利益感度分析
10:30
経営計画
11:30
第4期ゲーム
12:30
昼食
13:30
決算
14:30
ビジネスパワー分析
15:30
第5期ゲーム
16:30
決算
17:30
講義、表彰、感想文
18:00
解散

※1日コースの場合、初日のスケジュールプラス1時間ほど経営計画の時間が追加となります。

お申し込みフォームはこちら
出張MGのお申込みはスケジュール調整のため、できるだけ2カ月以上前にお申込みください。
直前のお申込みですと、対応が難しくなる場合がございます。

講師紹介

木村正士

GOLGO社労士事務所 所長
合同会社GOLGO 代表社員
西研究所 公認インストラクター
木村正士(きむら まさし)

1970年(滋賀県長浜市)生
9歳より岐阜県各務原市で育つ。
中学、高校では剣道部所属。
明治大学商学部卒業。

都内の中小出版社~フリーライター~ホテル勤務~結婚と同時に愛知県移住。
名古屋市内のホテル~自動車関連製造業で期間従業員

2007年 GOLGO社労士事務所を開業
2011年 合同会社GOLGO 設立 代表社員就任

2009年6月6日、MG初受講。リアル得意先倒産をきっかけにMGに挑戦するも、決算でドハマリしてトラウマを抱える。
最初の一回だけ受講するつもりで始めたが、くやしさのあまり二度目の受講を決意し、面白さのあまりその後も継続してしまう。

2011年 初シニアコース受講。初倒産。西順一郎先生の思想に触れる。

2012年より知立市にてゴルゴMGを開催するも、集客に苦しみ、数年間、一卓での開催を続ける。
初めてMGを受講した方がもう一度やりたいと思ってもらうためにはどうすれがいいかをひたすら考え、様々な工夫をする。

2013年 ゴルゴMGに息子を参加させる。グロービスマネジメントスクールにてクリティカルシンキング、マーケティング等8科目を受講する。

2014年 初めて3卓でのMG開催。大人数に対して効果的にインストする工夫の必要性を実感する。

2015年 M塾卒業。

2016年 売掛と買掛をゲームに加えたCFMGを開催開始。消費税や本当の景気変動など現実に近い独自ルールを考案する。

2018年より年2回、西順一郎先生に名古屋にてインストして頂く名古屋MGを開催する名古屋シーガルクラブ会員(設立メンバー)。

2019年 簿記3級合格。

2019年4月現在、経験期数400期。最優秀経営者賞10回以上。インスト経験273期(うちCFMG45期)。

妻と子供3人の5人家族。愛知県知立市在住。
趣味はテニス、ゴルフ、釣り。
MGのインストではプロジェクターを使わず、手書きのアナログ主義を徹底している。

MGコラム

2024.09.17
MG for studentsはクリティカルビジネスたり得るか
2024.09.13
名古屋MG0.5期にて「MG流の教育とは」
2024.09.03
凡人が頭を上手に使う方法
2024.08.13
MG for Students安城 開催報告
2024.06.23
MGの決算はなぜ手書きなのか?
2024.06.07
良い借金、悪い借金
2024.03.24
福井MG 育児休業 好奇心
2024.02.20
M型職種とQ型職種
2024.02.06
私とコンピュータ「ファイル名を自動入力する」
2023.12.18
長浜MG~近江牛に想い出を添えて~
2023.12.10
MG for Students東海市 開催報告
2023.11.14
有給休暇管理表の上手な作り方
2023.10.26
古河MGで2年ぶりに表彰状
2023.09.29
私とCFMG
2023.09.26
MG for Students大府市 開催報告
2023.08.25
子供の壁と行入のチカラ
2023.07.06
MG for Students刈谷 開催報告
2023.06.26
初心者MGから見えるのは人間の本質
2023.05.14
気付きを得るために必要なこと
2023.05.07
MG for students(知立市)開催報告
2023.01.27
運命神ヤーンと出会いの法則について
2023.01.09
初MGの舞台が幕を閉じる時
2022.10.18
古河MG3期、残り1行の入札
2022.09.29
インストラクターがやってはいけないこと
2022.09.08
記帳できていないのに自分の順番が回ってきたら、どうすればいいか?
2022.05.22
MGの決算と真善美
2022.05.01
初めての最優秀経営者賞-10年前の愛環MG-
2022.03.28
何のためにMGをやっているか。
2022.03.25
MGで会計を学ぶと10倍速い理由
2022.03.03
ビジネススクールとマネジメントゲームの違い
2022.02.06
小学生にもわかる会計のお話
2022.01.12
1200期達成おめでとうございます!
2022.01.06
マトリクス会計表の間違いの見つけ方には2つのモードがある
2021.11.30
CFMG開催報告2021.11
2021.10.06
古河MG4期の経営計画発表会
2021.10.04
8年ぶりの古河MG
2021.10.01
わからない人同士での教え合い
2021.09.05
環境は意思よりも強し!
2021.07.16
新しい用紙で決算をやり直してはいけない理由
2021.05.07
愛知県に緊急事態宣言が発令されましたが・・・。
2021.03.16
高学歴の人でもMGの決算に手こずるのはなぜか?
2021.01.26
緊急事態宣言下ですがゴルゴMG開催しました
2020.12.27
決算はドライバーではなく、パターを打つようにやる
2020.10.16
社長、夜ぐっすり眠れてますか?
2020.02.22
MGの記帳で焦らないようにする方法
2020.02.18
中小企業の人材獲得戦略
2020.02.17
決算でミスを発見する方法
2019.11.22
1日コースか2日間コースか?
2019.03.05
簿記3級を試験勉強一日でクリアする方法
2019.02.08
大阪の萬集楼さんにてCFMGを開催!
2018.12.01
小さな会社の強味を生かす方法をMGでやってみた
2018.07.17
ゴルゴCFMG開催報告2018.7.15
2018.07.10
MGの収穫⑤「主体性は教えることができない」
2018.06.25
MGインストラクターの目的と手段
2018.04.23
MGの収穫④「横着と愚直」
2018.03.06
資金繰りとキャッシュフロー計算書の目的
2018.02.01
MGの収穫③「言語を選択することの重要性」
2018.01.07
慌てることと急ぐことの違い
2017.11.07
来年2月に平日MGを開催します!
2017.06.06
MGの決算で自信を持てるようになる方法
2016.12.19
MG300期!
2016.10.10
キャッシュフローMG(CFMG)開催報告2016-9
2016.03.17
ゴルゴMG開催報告2016.3
2016.02.15
金沢MG(名物インストと非常に独特な北陸ルールを体験)
2015.11.10
ゴルゴMG開催報告2015.10
2015.09.27
ゴルゴMG開催報告2015.8
2015.05.22
ゴルゴMG開催報告2015.5.17
2015.03.05
ゴルゴMG開催報告2015.2.28
2014.12.08
ゴルゴMG開催報告2014.11.23
2014.11.17
5期A卓での戦い方
2014.09.01
ゴルゴMG(8月)開催報告
2014.05.21
ゴルゴMG(5月)開催報告
2014.03.24
親子MGに参加
2014.03.16
初心者12名のMG
2013.11.27
初めて息子を参加させた1卓開催のMG
2013.05.08
MGの収穫②「Y理論」
2013.05.06
ゴルゴMG(4月)開催報告
2013.03.24
MGの収穫①『投資的発想を持つ』
2012.12.03
なにわMGに参戦
2012.11.20
ガンを克服してホノルルマラソンを完走した大先輩もMG経験者だった
2012.09.17
愛環MG.2012.9
2012.09.15
講師をやるつもりは更々なかったが・・・
2012.09.14
西順一郎先生と出会い、目から鱗が落ちた初めての2日間MG
2012.09.13
初MGで散々な目に遭うも、悔しさのあまり再挑戦!
2012.09.12
初MG(最初の一回で止めるつもりだった)
2012.09.10
マネジメントゲーム受講のきっかけはお客様の倒産