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GOLGOのひとりごと

ビジネススクールとマネジメントゲームの違い

2022.03.03

ある受講者の方から、お聞きしました。
ビジネススクールとマネジメントゲームは一体何が違うのか?


どちらも経営を学ぶことが目的なのですが、両者は全く違うということでした。
私自身もあるビジネススクールで10科目近く学ばせて頂いたことがあり、大変興味深く聞かせて頂きました。

ビジネススクールの学習のやり方はケーススタディと呼ばれます。
ケースという実際に企業で起こった出来事を書いた書物を読み、自分がその当事者であったとしたらどういう決断をするか?ということを想定して分析をし、仮説を立て、討論をします。
ひとりで本を読んでいるよりはずっと身になりますし、たくさんの考え方(フレームワークといいます)を知ることができます。
ただし、ケーススタディは予習がとても大変で、私の場合は10時間とか20時間掛かることもザラでした。
分厚いケースを読んで理解するだけでも相当な時間を要しますし、更に深く経営判断を考察するのはどれだけ時間があっても足りなかった記憶があります。

MBAを取得する人のように元々勉強が好きで書物を読むのが苦にならない方であれば良いのですが、正直私には本当にハードな体験でした。
一方、MGは2日間という時間を作らなければなりませんが、予習も復習も要りません。
会場に来さえすれば、そこに経験者や初心者がいて、一緒に汗をかいているうちになんとかなってしまいます。
コスト面はどっちもどっちかもしれませんが、ケースの予習をこなすのは相当な努力と意志の力が必要でした。

問題は成果についてです。
その方が言っておられたのは、マネジメントゲームの良い所は「結果が実際に見えること」だそうです。
ビジネススクールでも、こうすれば良いのではないか?という仮説を得ることはできるのですが、実際にその結果を見ることはできません。
でも、MGでは、自分が立てた仮説を実際にゲームで実行してみて、決算をして、その結果を確かめることができます。
ゲームは複数のプレイヤーが互いにより多くの利益を上げようと競争する仕組みになっているため、実際のマーケットと同じように正解の無い自由競争の中で行われます。
そのため、こうすれば勝てるという単純なやり方は通用しませんが、MGで成果を出せたことは確かな自信になって自分に返ってくると言っておられました。

ビジネススクールとマネジメントゲーム、どちらが優れているというわけではありませんが、経営を学ぶという同じ目的で行われる学習にはそれぞれに特長があると思います。

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