GOLGOのひとりごと

高学歴の人でもMGの決算に手こずるのはなぜか?

2021.03.16

愛知県の某企業で社内出張MG研修を行わせていただきました。

今回は新卒内定者が12人! その全員が初MGということで、インストラクターとしてもワクワクドキドキしながら当日を迎えました。

4大卒の方と高卒の方が半々で、高卒の方の中には商業高校で簿記を学んでいた方もいましたので、どんなMGになるのか楽しみでした。

終わってみての感想としては、MGに学歴はあまり関係ないと思いました。

特に決算ではそうでした。

もちろん、ある程度の基礎学力は必要なのですが、そうはいっても小学生レベルで十分なのですから、高卒でも大卒でも院卒でも大した差はありません。

ただし、おそらく要領の良さみたいなものが大きく影響する気がします。

MGの決算では、ミスをするとそれを修正しないといけないわけですが、初めてやる人の場合、ミスが出るのは仕方ありません。それよりも、ミスが出た時の修正の仕方で大きく差が付くのです。

例えば資金繰り表の現金残高の計算を途中で間違えた場合に、どう修正するか?
1.間違えた所から全部消して全て書き直す。
2.間違えた所を消さずに隣の余白に書き直す。
3.間違えた所に差額をメモして、最後の残の数字から足し引きする。
経験者の方はご存知だと思いますが、3が一番早いです。

ところが、初心者の方はそういうテクニックを知らないので1をやる人が多いです。これは確かに3の何倍もの時間が掛かります。そしてその分体力を消耗する。

今回苦労された方は2でした。

間違いを消さずに見える形で修正するというのは、それはそれで一種の合理性を持ったやり方です。
ただし、今回の場合は2を二回も三回も繰り返してしまい、紙の上の情報量が増えすぎてしまいました。こうなってしまうと、他人に見てもらう時にどこがどうなっているのかがわかりにくくなってしまいます。物事を複雑にしてしまうと後が大変です。

2に比べればまだしも単純な1をやる方が情報が増えすぎない分だけマシなのです。

決算でハマるか、すんなり終わるかは、実はこんな1~3の単純な分かれ道を選び間違うことで決まってしまうのです。

学校に「要領」という科目はありません。「世知」と言ったりもします。いずれにしても暗黙知の一種です。

要領のいい人は、こういう大事な判断を間違わないものなのです。要領は、実社会で必要になることが多いため、アルバイトをたくさんしてきた方の方が身に着けておられるような気がします。アルバイトでなくてもボランティアとか外で遊ぶ(ボーイスカウト?)とかでもいいと思います。頭を使って目的を遂行する経験がモノを言います。

ちなみに、MGを始めた頃の私は思いっきり要領の悪いタイプでした(笑)
いわゆる不器用という奴です。
高校の数学の教師から、お前は思い込みが強すぎる!と指摘されたのを今でも覚えています。

今回の方も昔の私と同じように、一生懸命がむしゃらに頑張る方でした。そういう方が「要領」を身に付ければもっともっと成果が出せると思います。イモ洗いで人が磨かれるというのは、こういう事なのかもしれません。

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