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GOLGOのひとりごと

凡人が頭を上手に使う方法

2024.09.03

人間の脳というものは、マイナスという概念をイメージするのが苦手だ。

初心者の計算間違いで非常に多くみられるのがこのパターン。

▲100-30=▲70?

こういう計算を頭の中でやると、+―がごっちゃになってしまう。

人間の脳をパソコンに喩えると、非常にメモリーが少ないマシンということになる。

桁数の多い暗算ができない。

単純な四則演算であれば電卓を使えばいいが、ワルツは逆算が必要になる。

30+X=▲100

両側から30を引いてやればいいので

X=▲100-30

X=▲130

簡単な方程式だが、頭の中でやろうとすると間違えやすい。

ちなみに、方程式を解いた結果が合っているか間違っているかを確認するのは解くことより簡単だ。

30+▲130=▲100

左辺を計算してみれば右辺と一致していることがわかる。

一致していなければ間違っているということである。

普通の人の頭の容量でできるのは順算まで。逆算は紙に書かないと間違えてしまう。

 

計算ができる人には2種類ある。

ひとつは本当に頭がいい人(容量が大きい人)。

逆算だろうが桁数の多い計算だろうが暗算できてしまう人がたまにいる。

私にはとても無理だ。

もうひとつは頭の容量は普通だが、限られた容量を上手に使う人。

これは紙に数式を書いて頭を補助することを意味する。

悪い頭も使いようでなんとかなる。

 

ちなみにCF計算書が苦手な人は数式を書いていない人が多い。

▲100=▲30+40+?

▲100=10+?

イコールをまたいで移動すると符号が反対になるので10を左辺に異動すると▲10になる。

▲100▲10=?

?=▲110

 

凡人が小さな頭を上手に使うには、頭を信じないで紙に数式を書いてみる習慣を持てば良い。実際にやってみると効果が実感できるから、やるようになる。まずやる!だ。

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