GOLGOのひとりごと

出産・育児にかかる給付金

2013.02.28

社員の方がご出産される場合、国からどのような給付金が出るかご存知ですか。

 

【健康保険】※協会けんぽの場合

① 出産育児一時金
この給付はいわゆる分娩費用として、出産時に一括で支給されます。金額は42万円で、産婦人科の窓口で本人が手続きをします。この出産育児一時金は、妊娠85日以上の出産に適用され、死産の場合等でも支給されます。また、当該出産した方が社会保険に加入している場合も、配偶者の扶養に入っている場合も支給されます。

② 出産手当金
この給付は、出産の日(実際の出産が予定日後のときは出産の予定日)以前42日目(多胎妊娠の場合は98日目)から、出産の日の翌日以後56日目までの期間のうち「休んでいて且つ給与支払いがない場合」に支給されます。

--------------------------------------------------
金額は、出産した方の
標準報酬月額÷30日×2/3 × 休業日数
という計算式により計算されます。
--------------------------------------------------

たとえば、標準報酬月額20万円で98日休んだ場合は以下が支給されます。

20万円÷30≒6,670円
6,670円×2÷3×98=435,773円


【雇用保険】
出産した方が過去2年間に12ヶ月以上雇用保険に加入していた場合、雇用保険から「育児休業基本給付金」が支給されます。これは、「原則として子が1歳になるまでの期間」で、且つ「休業しており、給与支払いがない場合」に支給され、その金額は以下の計算式にて求められます。

-------------------------------------------------------
産前休暇前6ヶ月の平均給与月額×1/2×休業日数
-------------------------------------------------------

たとえば、休業前の平均給与月額が20万円、子が1歳まで全て休業した場合
20万円×1/2×約10ヶ月=約100万円
が支給されます。実際の申請は2ヶ月に1回、管轄のハローワークに行います。

これらの給付の恩恵があることを考えると、安易に寿退社をするともったいないということがわかります。

それから、もうひとつ大きなメリットとしてあるのが、育児休業期間中の社会保険料免除制度です。
これは、会社負担・本人負担ともに免除されるので、会社にとっても大きなメリットですね。
手続をしないと免除してもらえませんので、ご注意ください。


もちろん、当事務所ではこういったことは必ず提案させて頂いておりますので、ご安心ください。

MG(マネジメントゲーム)セミナー

「GOLGOのひとりごと」カテゴリ一覧

会社を守る!・リスク管理

給与計算・賃金の取り扱い

就業規則

制度を上手に活用

雇用の入り口と出口

法律守ってますか?

その他雑感