GOLGOのひとりごと

感情を理解してコントロールする方法

2018.01.08

仕事でミスをしたんじゃないかと思った時に、すぐに相手に電話して謝ってしまおうと思う人がいます。

そして、相手に電話した後で、実はそれはこちらのミスではなかったということに気づいたとします。

相手に「ミスではなかった」ことを報告したとしても、失った信用は戻ってきません。
慌て者だな、と思われてしまいます。

仕事に責任感を持っている人ほど、焦った時に慌てたくなるものです。
まじめな人ほど損をする結果となります。

真面目は一般にいいこととされていますが、真面目=考えが足りない人、でもあるのです。

考えが足りている人はどうするかというと、ミスをしたかもしれないと思った時にも慌てません。
「急いで相手に連絡する必要があるかどうか?」を冷静に考えます。
大抵の場合、それがミスであっても、5分や10分急いだところで結果は変わりません。
だとしたら、まずそれがこちらの責任のミスなのかどうかをきちんと確認した方がいい、ということになります。
この時点で何割かは「こちらのミスではなかった」と気付けます。
こちらのミスだったとしても、そのミスがなぜ起こったのか? 今後どうすればそのミスを防げるかをしっかりと考えます。
その後で落ち着いて相手に連絡をします。
相手もバカではありませんから、すでに起こってしまったミスについては、責めても仕方ないことは分かっています。それよりも心配なのは、これから同じミスが繰り返さないかということです。
考えが足りている人は、ここまで考えて対処しています。

人はなぜ、ミスをしたかもしれないと思った時に「すぐに行動しよう」としてしまうのでしょうか?
実はこれは感情の働きのせいなのです。
慌てたり、焦ったり、というのは感情のしわざです。

なぜ人間には感情が備わっているのでしょうか?
実は感情というものは、原始時代から人間に備わっている性質なのです。
原始人がライオンに襲われた時、冷静に考えていては食べられてしまいます。
そういう時に何よりも大事なのは「すぐ行動すること」です。
木に登るなり、走って逃げるなりして、ライオンから逃げなくてはなりません。
その性質が現代の我々にも残っているというわけです。

感情は原始人にとっては役立つ性質でしたが、現代人にとっては面倒を引き起こすことの多い特性です。

人間には感情というものが原始人の名残として残っていて、何かアクシデントがあると人間に「すぐに行動」しようとさせる性質がある。
このことを知っているだけで、自分に生まれた感情を理解することができます。
感情を理解できれば、「本当に今すぐ行動する必要があるか?」を考えることもできるというわけです。

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