GOLGOのひとりごと

初心者12名のMG

2014.03.16

浜松で初心者12名を相手にマネジメントゲームのインストラクターを務めてきました。

MGは初めてやる人と2回目の人とでは、教える方も教わる方も大変さが全然違います。

初めての人は、ゲームのルールも覚えなくてはならないし、決算の書き方も覚えなくてはならないし、しかもMGの何たるかを知らずに来るのですから非常に不安な状態です。
教える方としては、その日のうちにちゃんとゲームができるようにたくさんの要素を効率よく伝えなくてはならないため、本当に気を使います。
初回と2回目とでは10倍くらい違うと言ってもいいくらいなのです。

MGには参加者がお互いに教え合うという素晴らしい仕組みがあるため、経験者が初心者と同数以上居れば、初心者が何人いても何とかなります。
ところが今回は経験者は私ひとり・・・そんな状態ではとてもまともにゲームをやることはできませんので、もうひとり経験者の方(西研究所のシニアコースを受けた方)にお願いをしてゲームに入って頂きました。
さらに、12名のうち5人の方に、事前に愛環MGを受けて頂きました。
それでも初心者が7名。5人の経験者もこれが2回目では、初心者に教えるのは無理で、自分のことで精一杯でしょう。これはかなり大変そうです。

教育効果は初心者がゲームのやり方や決算を覚え、実際にゲームをして成功や失敗を経験し、そこから色々なことを感じ取ることにより生まれます。ですから、ゲームや決算を覚えるだけで気力を使い尽くしてしまってはいけないのです。ちゃんとゲームを楽しめる力を残しておかなくてはなりません。

そこで、今回は決算の教え方に色々な工夫を凝らしました。
冒頭の写真のような大判のマトリクス会計表を用意したり、決算表の大事な部分に予めマーカーで線を引いておいたり、決算のやり方を詳しく解説した説明書を用意したり、第2期が始まる前に練習ゲームを行ったりしました。

大判のマトリクス会計表を使っての第1期シミュレーションは、初めての試みということもあって、時間が押してしまい、結局初日のスケジュールは1時間遅れの進行となってしまいました。
2日目も決算がなかなか終わらないことがあったりして、進行が遅れ、結局ビジネスパワー分析はできませんでした。
ですが、なんとか2日間で5期分のゲームと決算を終えることができ、しかも5期の決算は皆さん驚くほど早くなっていました。これまでつまづいていた人が、何度も繰り返し行うことで慣れることができたせいだと思います。
MGをやっていて、最初に感動するのは、できなかった決算ができるようになった時です。
繰り返し同じことをやることで、できなかったことがちゃんとできるようになる!
この単純な事実が人に勇気を与えてくれます。

終了後の感想文を読むと、最初の説明がゆっくりだったことがとても良かったと評価して頂けました。
自分では進行が遅れていることに焦る気持ちがあったのですが、受け手の方にはその時間は大切な時間であり、それだけ時間をかけて説明することが必要だったのだと改めて理解できました。

過去、何度も初心者の方が「こんな大変なこと、もうやりたくない」と投げ出すのを見てきましたので、そういう風にはしたくないと、「またやってみたい」と思って貰えるようにしたいと考えてやってきましたが、今回は様々な工夫が実って効果を発揮してくれたように思います。

(浜名湖SAにて)

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