GOLGOのひとりごと

ゴルゴMG(8月)開催報告

2014.09.01

 

今回は初MGの方が3名、2回目の方が6名、3回目以上の方が7名の合計16名にご参加頂きました。
初日はいつものように、初心者の方が主役。
春から導入している大きなマトリクス会計表を使って第1期の決算を講義します。
どこに何を書くかは、口で説明するよりも実際にやってみせる方が一目瞭然。そういう部分では混乱は少なかったように思います。

その後はルール説明と練習ゲーム。
ここでいかに初心者の方にゲームを理解してもらうかがポイントなのですが、なかなかいっぺんには覚えきれません。
第2期はPQが2ケタという方もいて、ちょっと心配しました。
それでも決算は意外と早く、1時間ちょっとで全員が完了。
第3期も予定通りに7時までに決算まで終えることができ、その後は楽しい3.5期(懇親会)へ。

3.5期では初MGの方も参加して、実際のビジネスでMQ会計を生かしてこんなことをしたとか、自分が初心者の頃にどんな風だったとか、様々な話題で盛り上がりました。


翌朝になってみると、多くの方が初対面にも関わらず初日よりもずいぶんと打ち解けた雰囲気になり、みんなでリスクカードの研究をしたりと積極的な姿勢が見られました。

 2日目は第4期から始まりますが、その前に経営計画をみんなで立てます。
目標の利益を出すためには、いくらで何個売らなくてはならないか?
その価格と販売量を実現するにはどのような施策が必要か?

そして第4期には中間決算を行い、計画の軌道修正も考えて頂きます。
市場はなかなか思い通りに進まないため、市場の変化に合わせて柔軟に戦略を修正できる人が多くの利益を上げることとなります。

第4期を終了して時間に余裕がありましたので、利益感度分析とビジネスパワー分析を行いました。
利益感度分析では、各要素が何%変化すると利益がゼロになるかを分析することで、各要素の利益に対する感度の違いを定量的に理解します。
ビジネスパワー分析では、各プレイヤーの4期までの戦い方を定性的に比較して強い経営者とはどのような人かを理解します。

第5期は決戦です。実際の会社と同じで第4期までにどれだけの準備ができたかが非常に重要です。
最初の第2期では、全員同じ自己資本283から始めた会社が、自己資本600超から債務超過まで様々に変化します。
5期通してのMGでは、本当の総合力が問われます。例えば最初は経験者と初心者とができるだけ均等に混じって第2期を行いますが、こういう時に行数が進まずに利益が出せないことがよくあります。
でも、本当にMGが強い人はそんな時でも上手に初心者にやり方を教えてゲームを進めます。
MGでは「教える、教えない、紙は自分で」という学び方のスタンスがありますが、ゲームの勝ち方は教えなくても、初心者が考える必要のないところに引っかかっているような場合には、それを教えてあげることで初心者も楽になるし、経験者も利益を出すことができるようになります。
決算の時も同じです。全員が終わらなければ次のゲームに進むことはできません。次のゲームをやりたければ、初心者に教えてあげることが一番の近道です。だからといって代わりにやってあげるのは御法度です。インストラクターの私もそうですが、どうしても自分で間違いを見つけられない場合には手を貸しますが、できるだけ「紙は自分で」。楽をしようとしているのか、それとも自分が向上したいと思って助けを必要としているかは一目瞭然ですので甘やかすことはありません。
そういう部分でMGは自然とリーダーシップを育てる仕組みがあるのです。

第5期ゲームが終わればノーサイド。うまくいった人も目標に届かなかった人も達成感と次への課題を胸に家路につきます。

今回は初めてシニアルールを経験するという方が多く、ジュニアルールとの違いを知ることで新たな目標が持てたように思います。
実際にシニアルールで大きな利益を出している人を見て、どうすればそれが実現できるのかを考えるのもとても意義のあることだと思います。
初MGを体験した人は、まだ付いていくのが精一杯で、なかなか戦略について考えるところまでは行けなかったかもしれませんが、次回参加する時には自分の体がこのゲームと決算を覚えていることにとても驚くと思います。そしてその余裕が確実に視野を拡げてくれるはずです。

このようにしてMGに取り組むことで、(それぞれの段階で)昨日までの自分とは違う自分にステップアップできる気がします。

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