GOLGOのひとりごと

MGインストラクターの目的と手段

2018.06.25

MGを開催していて、沢山人数が集まったりすると、すごいですね~などと人から言われたりすることがあるのですが、インストラクターとしてはそれにあまり賛同できない気分でおりました。
人には誉めてもらってうれしいことと、逆にくすぐったいだけで違和感を感じることとがあるものです。

先日、小笠信弥さんのブログを読んでいてハッとしたことがありました。

「利益や儲けは目的ではなく必要条件」

こう書いてあったのです。

最近、西順一郎先生がインストラクターとしてお越しになるアルスMGに参加してきたのですが、その時の先生のお話とこの言葉とが繋がって腹落ちしたので書こうと思います。

西先生は終わりの講義で「最近、MGを受講する人や企業が増えているけれど、それだけでは何の意味も無い」と言われました。MGを受講した人が、職場に戻り、実際に会社を良くしなければダメだと。

インストラクターの目的もこれと同じだと思いました。
私も最初は全然人を集めることができなくて、1卓だけでMGを開催したことも何度かありましたが、1卓開催というのは派手さはないものの、学びの場としてはとても良いものであったと今でも思っています。
確かにインストラクターやセミナー会社というものは、ひとりひとりの参加者様から受講料を頂いて運営しておりますので、沢山集まった方が利益はたくさん上がります。だからといって、それで満足していていいのでしょうか? むしろ集客に苦労する中でこそ、より良い学びを持ち帰って頂くために必死になって内容を工夫するような気がするのです。

大勢人を集めることに成功して、派手に盛り上がっているMGを見ると、この人たちは果たして本当に向上できているのだろうか?それともこの場を楽しんでいるだけなのだろうか?と正直不安になります。

成績<期数<交流<向上

この言葉はことがら表彰の時に、ゲームの成績よりも大切なことがありますよ、という意味でお伝えすることなのですが、インストラクターにとってもあてはまることだと思います。

インストラクターの本当の目的は受講者の向上であり、受講者を集めるという「成績」は目的のための手段に過ぎません。
人間が道を誤まる典型が「手段の目的化」にあると思います。
お金は人が幸せになるために稼ぐものなのに、いつの間にか幸せをお金で売っている人はよくいますね。あの世には一円も持っていけないのに(話がそれました)。

インストラクターは集客に苦労しがちですが、そこにばかり目が行くと本質を見失う気がします。
受講した人がどれだけ成果を出すことができたか? どれだけ成長できたか? 常にそこを見つめる必要があると思います。
自戒を込めて。

MG(マネジメントゲーム)セミナー

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