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有給休暇管理表の上手な作り方

2023.11.14

ある日の事務所内の会話より

各社員の2020.1~2023.9の有休消化実績をいただいてますが、「それより前の有休は2020年の消滅&付与の際に満日数になる程度の消化しかしていない(つまり、前々年の有休は使い切る前に消滅)」と見做してしまってよいでしょうか。どこかのタイミングでそう見做さないと、前々年は?前々々年は?その前は?とキリが無く結局入社当初から把握し直さなければならず…

こういう思い込み、ありますね。

この時は、エクセルで次のようなデータを作ろうとしていました。

付与日数 消化日数 残日数
2020/1/1 20 1 19
2020/2/1 1 18
2020/3/1 18
2020/4/1 18
2020/5/1 18
2020/6/1 18
2020/7/1 18
2020/8/1 18
2020/9/1 18
2020/10/1 18
2020/11/1 18
2020/12/1 18
2021/1/1 20 38
2021/2/1 38
2021/3/1 38
2021/4/1 10 28
2021/5/1 28
2021/6/1 28
2021/7/1 28
2021/8/1 28
2021/9/1 28
2021/10/1 28
2021/11/1 28
2021/12/1 28
2022/1/1 20 40
2022/2/1 40
2022/3/1 40
2022/4/1 3 37
2022/5/1 2 35
2022/6/1 20 15
2022/7/1 15
2022/8/1 15
2022/9/1 15
2022/10/1 15
2022/11/1 15
2022/12/1 15
2023/1/1 20 35
2023/2/1 35
2023/3/1 35
2023/4/1 35
2023/5/1 35
2023/6/1 35
2023/7/1 35
2023/8/1 35
2023/9/1 35
2023/10/1 35
2023/11/1 35
2023/12/1 35
2024/1/1 20 40

 

「毎年1月に付与されるとすると、翌年1月にも付与されて、2年後に最初に付与された分の残りが消滅して・・・」

数式を入れていてもゴチャゴチャになってきます。

そこで、表をちょっと工夫してみました。

付与日数 消化日数 消滅日数 繰越日数 当年付与の残日数 合計残
2020/1/1 20 1 19 19
2020/2/1 1 18 18
2020/3/1 18 18
2020/4/1 18 18
2020/5/1 18 18
2020/6/1 18 18
2020/7/1 18 18
2020/8/1 18 18
2020/9/1 18 18
2020/10/1 18 18
2020/11/1 18 18
2020/12/1 18 18
2021/1/1 20 18 20 38
2021/2/1 18 20 38
2021/3/1 18 20 38
2021/4/1 10 8 20 28
2021/5/1 8 20 28
2021/6/1 8 20 28
2021/7/1 8 20 28
2021/8/1 8 20 28
2021/9/1 8 20 28
2021/10/1 8 20 28
2021/11/1 8 20 28
2021/12/1 8 20 28
2022/1/1 20 8 20 20 40
2022/2/1 20 20 40
2022/3/1 20 20 40
2022/4/1 3 17 20 37
2022/5/1 2 15 20 35
2022/6/1 20 0 15 15
2022/7/1 0 15 15
2022/8/1 0 15 15
2022/9/1 0 15 15
2022/10/1 0 15 15
2022/11/1 0 15 15
2022/12/1 0 15 15
2023/1/1 20 0 15 20 35
2023/2/1 15 20 35
2023/3/1 15 20 35
2023/4/1 15 20 35
2023/5/1 15 20 35
2023/6/1 15 20 35
2023/7/1 15 20 35
2023/8/1 15 20 35
2023/9/1 15 20 35
2023/10/1 15 20 35
2023/11/1 15 20 35
2023/12/1 15 20 35
2024/1/1 20 15 20 20 40

毎年1月の残日数の出し方がわかりやすくなったのがわかるでしょうか?

結論としては、2024/1/1時点での残日数を出す上では、2022/1/1からのデータだけあれば十分です。もし理屈が分からなくても、この表に何パターンかのデータを入れてみれば、帰納的にそれがわかります。

前年12月時点での繰越日数が翌年1月の消滅日数に移動して、
前年12月時点での当年付与の残日数が繰越日数に平行移動する。

処理の内容が目に見える形になっただけで、ものすごく分かりやすくなりますね。

それまでは、残日数というわかりにくい概念であったものを、繰越日数、消滅日数、当年分の残日数というよりわかりやすい概念に切り分けたところがポイントです。

こういうことをスゴイ!と感動する人が居たりしますが、実際には大したことをやっているわけではありません。

・人間の脳のメモリーは非常に少ない
・頭の中で考えず、紙やソフトに並べて眺める
・わかりにくいものは要素に分解してみる
・ゴールが見えなくても、とりあえずやってみる
・ひとりで考えずに誰かに相談する

これらの基本的な思考パターンを持っているかどうか?

実際、何時間掛かっても解けなかった問題が、ほんの5分ほどでこの答えに辿り着くことができました。

MG、TOC、マイツールで学んだ思考パターンはとても役に立っています。

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