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MGコラム

中小企業の人材獲得戦略

2020.02.18

常識をアップデートするスピードは人それぞれ。

例えば、MGで海外市場の16円の材料に手を出すことに躊躇する人は案外多い。東京市場の15円と1円しか違わないにも関わらずだ。
そのスキに、分かっている経験者はまんまと材料を買い占めてしまう。

開業当初の私も、メリットの大きな助成金の成功報酬を常識外れの30%(当時の助成金の報酬の相場は10~20%)で事業化し、数年間、県内の予算の9割以上を受注していたことがある。最初はどう思われるかとビクビクしながら提案したが、相手にとってはメリットの方が大きかったため、誰一人断る人はいなかった。もちろん私も潤った。

そういう点では、今、中小企業にとって最も深刻な課題である人材獲得競争についても常識のアップデートが必要だと思う。

大企業と同じ土俵で戦えないのは明らかなのだから、人材獲得においても中小企業は接近戦、ゲリラ戦で戦うしかない。要するに縁故採用。リファーラル求人なら中小企業にも勝ち目はある。

社員に対して人材紹介の奨励金を支給する会社はよくあるが、奨励金の相場はわずか数万円。これでは社員も本気になって友達や後輩に声を掛けようとは思わないのではなかろうか。
求人媒体に何十万、いや年間100万以上の投資をしている会社も少なくはないはず。

通常のMGの採用費は5円だが、私の主催しているCFMG(キャッシュフローマネジメントゲーム)の採用費は15円と3倍に設定してある。それでも背に腹は代えられず、ほとんどのプレイヤーは大枚はたいて人材を採用する。人材のコマの総数も少子化時代に合わせて減らしてあるのでむしろ取り合いだ。

中小企業にとって社員からの人材紹介は最強の最終手段なのだから、当てにならない媒体に払う予算があるならば、もっと社員への奨励金を手厚くしたり、学生と社会人の交流の場を作るなどしてリファーラル採用に本腰を入れてみてはどうかと思う。

当然のことながら、常識のアップデートには先行者利益があるはずだ。

今後のCFMGの予定
2020/2/23-24
2020/5/5-6
2020/7/11-12

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