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MGコラム

MGの収穫③「言語を選択することの重要性」

2018.02.01

人間は物事を考える時、必ず言葉を使って考えます。頭の中で言葉をつぶやいているのです。

従って、頭の中でつぶやく言葉がどのような言語であるかによって、自ずと思考の結果に影響が出てきます。

大韓航空ではかつて事故発生率が異常に高かった時代がありましたが、その一因には縦の人間関係を重視する気風と共に韓国語では5段階もの敬語が使われており、機長と副操縦士の意思疎通がうまく行われなかったことがありました。その後、機内では韓国語の使用を禁止して(敬語表現の少ない)英語で会話するように改善が行われたそうです。

MQ会計で売上や原価、固定費などの用語にアルファベットを使用することにもとても大きな意味があります。

売上と言わずにPQと言うことにより、自然と(売上=価格×数量)という概念が無意識に定着します。
PQという言葉を使っている企業では、利益を増やすための手段を価格や数量に分けて考えるようになるのに対し、売上という大雑把な概念でしか捉えられていない企業では値下げをしてでも売り上げを増やしさえすれば良いという間違った選択をしかねません。

人間の行動はほとんどが無意識に行われるものです。
とっさの判断などは特にそうです。
その判断の積み重ねが企業の業績になってゆくのですから、無意識レベルをどう変えるかはとても重要なことです。
適切な言語選択は無意識レベルから行動を変えるための大事な一歩なのです。

社内にMGを取り入れて社員全員にMG研修を受講させる企業が増えてきました。
企業規模が大きくなればなるほど、意思決定の主体は経営者から社員に移らざるを得ません。
全社でMGに取り組む理由は、社長ひとりでなく社員全員が正しい共通言語を身に付けて末端の意思決定から変えてゆくことにあります。

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