MGコラム

キャッシュフローMG(CFMG)開催報告2016-9

2016.10.10

キャッシュフローMG(CFMG)をご存知ですか?
通常のMGでは、商品を売ったらすぐその場で売上が入金されます。
ところが、CFMGでは商品を売ってもお金がすぐに入って来ず、売掛金となります。
後から集金という意思決定をして、初めてお金が入ってくる仕組みです。

売掛金というのは、会計上の資産ではありますが、現預金ではないため、それを使ってモノを買ったりすることはできません。
小売業以外のビジネスではほとんどがこの仕組みです。また、小売業でもクレジットカードでの決済が有れば、その分は売掛金となり、すぐには現金が入ってきません。
商品の受渡しと現金の決済日との間にタイムラグが生じる取引を「信用取引」といいます。

通常のMGでは、現金の残高だけで会社にいくらのお金があるかが把握できましたが、実際のビジネスでは現金以外に売掛金、買掛金、仮払金、借受金、未払金、未収入金といった目に見えないお金の動きがあり、それら全体を把握することで、より良い意思決定を行うことができるようになります。

それらを実際のゲームの中で体験できるのがCFMGです。

CFMGでは、商品を売った場合だけでなく、材料を買った時にも信用取引を用います。
材料を買った瞬間にはお金を払わずに買掛金として計上し、期末になってから材料屋さんが集金に来るという仕組みです。
これだと、材料代が手元で用意できない場合でも、モノを作って販売し、回収したお金で材料代を払うということができるようになります。
(信用というものが、いかに経済に効果を発揮するかがよくわかりますね)

さて、今回は当事務所としては2回目のCFMGでした。

今回の目玉は直接法と間接法のキャッシュフロー計算書を図解したCF相関表。
これを書くと今期のキャッシュの流れが直感的に理解でき、マトリックス会計表のCF計算書の中にあるcG(キャッシュGと読む)の意味も理解できます。
キャッシュGがプラスとは何を意味しているのか? フリーキャッシュフローの意味など、キャッシュフロー計算書に関することはすべてこの表で理解できます。
(これを作るのに何日も夜更かししました(笑))

2回目の開催ということで、売掛金を全額回収することを禁止したり、5円払いのリスクカードは不良在庫扱いとするルールを取り入れた結果、材料が枯渇することが少なくなり、ゲームバランスが格段に良くなりました。

さらにゴルゴCFMGでは、消費税という特別ルールを設けています。
これは、PQ1000以上の会社は赤字でもMQの5%を納税するという過酷なルール。
実際のビジネスでも経験する消費税の重さを感じていただきます。

CFMGを開催する意図は以下の3点にあります。
1.信用取引の生かし方や注意点を理解する。
2.資金繰り、キャッシュフロー計算書を理解する。
3.より深い学びを追及する。

CFMGセミナーはMGの経験者限定となります。経験者限定だからこそ到達できる、より深い学びを目標にしています。
これまで2回開催してみた実感ですが、CFMGセミナーに参加された皆様の満足度は非常に高かったと思います。
・MGを初めてやった時に感じたワクワク感が蘇ってきた。
・これまで見えていなかったお金の流れがよく理解できた。
・マトリクス会計表がCFMGでもそのまま使えるので、マトリクス会計表自体の理解が深まった。

今回の最優秀経営者賞は2日間コースで初めての表彰状獲得を目指しておられた亀山さんでした。
おめでとうございます!

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